「信用できない」批判相次ぐ 防衛省が住民説明会【動画】

お気に入りに登録

※写真クリックで拡大表示します
説明会に参加した住民の質問を聞く防衛省の幹部ら=秋田市の勝平地区コミュニティセンター
説明会に参加した住民の質問を聞く防衛省の幹部ら=秋田市の勝平地区コミュニティセンター

 防衛省は8日、陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)への配備を検討している地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を巡り、市内で周辺住民への説明会を開いた。住民からは、同演習場を「適地」とした防衛省調査に誤りが見つかった問題で「信用できない」などと批判が相次いだ。

 ミスがあったのは、防衛省が5月に公表した調査結果。配備可能か検討対象となった新屋演習場を除く東北地方の計19カ所のうち、9カ所でレーダーが出す電波を遮る山の仰角を調べたが、いずれも数値が過大だった。

 説明会で防衛省の五味賢至戦略企画課長は
 防衛省は8日、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を秋田市の陸上自衛隊新屋演習場に配備する計画に関し、同市の勝平地区コミュニティセンターで住民向け説明会を開いた。適地調査の報告書に事実と異なるデータが記されていた問題について、住民から「全く信頼できない」と批判が噴出し、同演習場を適地とする結果を撤回するよう求める声が相次いだ。

 約120人が参加。冒頭、ある男性住民が調査報告書の誤りに言及し、「ごまかしの説明を聞きに来たわけではない。内容を精査した上であらためて説明するのが丁寧な対応ではないか。強引だ」と語気を強め、延期を求めた。

 防衛省の五味賢至戦略企画課長は「全体の信頼を失墜しかねない誤りだった。申し訳ない」と陳謝。一方、誤りのあった「他の国有地の検討」以外の部分は「しっかりと調査、チェックしている。誤りはない」とし、会場から説明の延期を求める声が上がる中で会を続行した。

(全文 811 文字 / 残り 163 文字)