県内大学の研究から[県立大・山本聡史准教授]イチゴの選果・パック詰めロボットの開発

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繊細な力加減でイチゴ1粒を収穫箱から吸引するロボットハンド(農研機構提供)
繊細な力加減でイチゴ1粒を収穫箱から吸引するロボットハンド(農研機構提供)

 高齢化と人口減が進む中、農業の分野でも生産性の向上に役立つロボットの開発が盛んだ。県立大生物資源科学部の山本聡史准教授(44)は、これまで人の手に頼ってきたイチゴの選果やパック詰めが可能なロボットを研究している。

 イチゴの選果とパック詰めは意外に大変だ。イチゴは果実が柔らかくて傷つきやすい上、見た目が市場価値を大きく左右するため、出荷まで慎重な作業が続く。収穫期にはパートを雇い、人海戦術で対応する農家が多い。栽培面積当たりの作業時間を見ると、機械化が進むコメは10アール当たり30時間だが、イチゴは2092時間かかり60倍以上の開きがある。

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