佐竹知事、意思表明に消極的 地上イージス受け入れ可否

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 12日まで3日間、秋田県議会の一般質問で、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画を巡って佐竹敬久知事が答弁に立った。「適地調査」の報告書に事実と異なるずさんなデータが記された問題の発覚後、初の議会。防衛省への不満を口にする場面がある一方、これまでと変わらず自身の意思表明に消極的な姿勢も目に付いた。

 12日には「住民の安全、財産、命を守るという知事の責任に照らして、あの地域は『不適』だと(自身の考えを)明確にすべきではないか」と問われ、「これまでの防衛政策のさまざまな事例を見ると、そういう表現で国に対し申し入れをして、それが通ったことはないと思う。慎重な対応が必要だ」とも発言。政府との対立を嫌う心情をにじませた。この姿勢は、ずさん調査問題以前から続くもので、今月3日の会見では「甘い考えで頭から反対、反対と。簡単に反対することはいいですよ。反対するのは自由ですから」と発言。記者から「甘い考えとは具体的に何を指すのか」と問われ、「言葉が悪かった」と釈明する一幕もあった。

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