「新屋は津波対策必要」 地上イージス、防衛省対応ちぐはぐ

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野党合同ヒアリングで地上イージスを巡る一連の問題について説明する防衛省幹部ら
野党合同ヒアリングで地上イージスを巡る一連の問題について説明する防衛省幹部ら

 防衛省は13日、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)に配置するには、土地のかさ上げなど津波対策が必要との考えを明らかにした。ただ「大きなかさ上げをしなくても対応できる」とし、適地であるとの判断に変わりはないとの認識を示した。衆院内で野党各党が開いた合同ヒアリングで、同省担当者が議員の質問に答えた。

 防衛省は新屋以外の国有地の検討では津波の影響などを理由に「不適」と判断。新屋演習場については津波の影響があることを認めながら、対策を施すことで「適地」になると判断したことになる。また津波対策の実施方針は、新屋を適地とした調査報告書で一切記載されていない上、県や市、住民への説明でも触れられておらず、同省のちぐはぐな対応に批判が集まりそうだ。

 合同ヒアリングは新屋演習場を適地とした調査報告書に事実と異なるずさんなデータが使われていた問題を受け、立憲民主、国民民主、共産などの各党が開いた。

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秋田魁新報は新屋演習場が津波の影響を受ける可能性を指摘していました