男鹿への修学旅行が増加 ナマハゲ文化遺産効果

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ナマハゲの登場に盛り上がる手稲中生徒たち=4日、男鹿市北浦湯本の男鹿観光ホテル
ナマハゲの登場に盛り上がる手稲中生徒たち=4日、男鹿市北浦湯本の男鹿観光ホテル

 修学旅行などの教育旅行で秋田県男鹿市を訪れる県外の児童生徒が本年度、2千人を超える見通しだ。予定では9月までに24校約2200人が訪問する。国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産に登録された「男鹿のナマハゲ」関連の体験活動が好評で、来年度はさらに増え約2600人が訪れる予定となっている。
 
 市観光課や市観光協会、男鹿温泉郷協同組合によると、県外からの教育旅行は、記録が残る範囲で2013年度の約1600人が最多だった。年度によって増減はあるが、ここ数年は900~1500人程度で推移。大半が札幌市を中心とする北海道の中学校となっている。

 県内有数の観光地である男鹿市には、昭和50年代半ばまで県内外の学校が教育旅行で訪れていたが、1983年の日本海中部地震で激減。その後は他地域の観光地化が進んだこともあり、受け入れがほとんどない状態が続いたという。特に県外からはアクセスに時間がかかるため敬遠されがちだった。

 こうした状況を打破しようと、市内観光関係者らは20年ほど前から教育旅行の誘致に力を入れ始めた。2001年には市観光協会などが、仙北、鹿角・小坂地域と連携して「あきた広域観光誘客推進協議会」を立ち上げ、北海道でキャラバンを展開しPRに取り組んできた。市も11年度から教育旅行への助成を実施している。

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