県内少雨 水稲・ジュンサイ・アスパラなどへの影響深刻

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します

 秋田県は14日、5月以降の少雨の影響で農業用水が不足し、コメを作付けできない田んぼが県内で約40ヘクタールに上ると明らかにした。収穫期を迎えたジュンサイやアスパラガスは出荷量の減少が見込まれ、エダマメ、ネギなどでも生育不良が懸念されるという。このため県は18日、農業団体や秋田地方気象台の担当者と対策会議を開く予定だ。

 県水田総合利用課によると、水稲は山本、秋田の両地域振興局管内の一部で用水を確保できず、田植えができない事態となっている。また、田植えができた田んぼでも、用水不足により茎数が不足したり、田んぼに雑草が生い茂ったりする恐れがある。

 農業用ため池の11日現在の平均貯水率は、平年より22・2ポイント低い57・2%。中でも山本が22・8%、秋田は28・6%と際立って低い状況だ。田んぼの排水を再利用することを余儀なくされている地域もある。同課は「田植えができなかったところでは、市町村やJAと連携し、大豆やソバへの変更を指導する」としている。

 ジュンサイは、生産面積の実に8割で水不足に陥っている。生育が不良なほか、船が沼に入っていけず収穫を断念したところもある。

(全文 852 文字 / 残り 363 文字)