「スマート農業」の便利さ知って 仙北、労働力不足解決狙う

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
先月30日に市が実施したドローンによる農薬散布のデモンストレーション
先月30日に市が実施したドローンによる農薬散布のデモンストレーション

 情報通信技術(ICT)などを活用した「スマート農業」の普及に取り組む秋田県仙北市が、小型無人機ドローンを使った農薬散布や無人トラクターによる自動耕起などのデモンストレーションを行っている。高齢化が進む市内農家に最新技術の利便性を知ってもらうことが目的。担い手や後継者不足などの課題解決につなげたい考えだ。

 「最大のメリットは作業量と時間の軽減」「真夏の炎天下で重労働をしなくてよくなる」。先月30日に同市角館町雲然の水田で開かれたドローンによる農薬散布の実演会。近隣農家ら約20人に向けて業者の担当者が力説した。強風のため実際に散布することはできなかったが、除草剤を積んだドローンが15分ほどで1ヘクタールの水田の上空を巡回し終えた。

 実演会は市が企画し、ドローン販売などを手掛ける由利本荘市の「池田」と実施した。水田を提供した鈴木八寿男さん(60)は「業者に依頼してヘリで何度も散布するよりは費用が安く、好きな時に散布できるのがいい。田んぼに入って農薬をまくのも体力的に厳しくなってきたし、導入してみたい」と話した。

(全文 1050 文字 / 残り 590 文字)