地震情報提供に差 由利本荘は発信なし、にかほは緊急メール

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由利本荘市の防災情報ページ
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 18日夜に発生した山形県沖を震源とする地震で秋田県内最大の震度5弱を観測した由利本荘市では、地震発生を伝える防災行政無線や登録制メールが起動しなかった。全国瞬時警報システム(Jアラート)から「震度5弱以上」の緊急地震速報を受信すれば自動的に起動する設定だが、今回の速報は本県沿岸部が「震度4程度以上」の予想だったため。一方、震度4を観測したにかほ市では基準を震度4以上に設定しており、登録制メールを自動配信。震源に近い2市で対応が分かれた。

 由利本荘市危機管理課によると、Jアラートの情報は、課内とケーブルテレビセンター内の受信機に伝達される。予想震度が5弱以上であれば防災行政無線や登録制メール、ケーブルテレビ加入者向け音声告知端末が自動的に起動。防災行政無線では「緊急地震速報。大地震です」と告げる。

 今回の地震では震度の実測値が5弱だったにもかかわらず、市からの情報発信がなかったことに市民から苦言も聞かれる。

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