地上イージス、昨年の資料も標高ずれ 山口の高台5メートル差

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 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の陸上自衛隊むつみ演習場(山口県)への配備計画を巡り、防衛省が作った報告書に記された高台の標高が、昨年8月の住民説明会の資料などで示した標高と5メートル異なっていたことが20日、分かった。19日には国土地理院のデータとのずれも指摘されたばかりで、資料作成のずさんさがあらためて浮き彫りとなった。

 相違があったのは、むつみ演習場近くの高台「西台」の最も高い地点の標高。配備候補地の調査報告書(5月28日公表)に576メートルと記載していたが、昨年8月に示した住民説明会用の資料や山口県などへの回答文書には571メートルと記していた。国土地理院では574メートル(誤差5メートル以内)だった。

 防衛省によると、報告書は米グーグルの衛星写真を利用したサービス「グーグルアース」を使って作成。

 配備計画を巡っては、もう一つの候補地である陸自新屋演習場(秋田市)に関する調査報告書で相次いでミスが発覚。配備に適さないとした国有地9カ所で電波を遮るとした山の仰角を過大に記載していたほか、男鹿市の本山の標高を3メートル低く誤表示していた。

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