「新屋」県議の判断は 地上イージス2意見書案、27日採決

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県議会の加藤鉱一議長に深々と頭を下げる岩屋毅防衛相(左)。防衛省の対応に、県議会内でも批判の声が高まっている=17日、県庁
県議会の加藤鉱一議長に深々と頭を下げる岩屋毅防衛相(左)。防衛省の対応に、県議会内でも批判の声が高まっている=17日、県庁

 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を秋田市の陸上自衛隊新屋演習場に設置する計画を巡り、県議会(定数43)に二つの意見書案が提出された。防衛省のずさんな調査に厳しい目を向ける点は共通するが、新屋配備への是非のスタンスは異なる。過半数を占める最大会派・自民党(26人)の中でも考えに違いがあり、6月議会最終盤の26日の総務企画委員会の協議、27日の本会議での採決の行方が注目される。

 自民が提出した意見書案は、防衛省に「丁寧な説明と誠意ある対応」を求める内容。県や秋田市への調査報告書に事実と異なるずさんなデータを記載した問題を批判するが、新屋配備の是非に判断を示していない。

 自民党県連の政調会長で、提出者の北林丈正氏は「一連の問題を受けて行動を起こすべきだとの声が上がり、意見書案を出すことにした。(文面は)会派の総意」と説明。ただ、自民県議の1人は「地上イージスを巡っては、会派内でいろいろな意見がある。突き詰めた議論はまだできていない」と明かす。

 一方、もう一つの意見書案はつなぐ会(2人)、社民党(4人)、共産党(1人)の3会派が提出した。ずさんデータ問題などを踏まえ「計画の根幹となる合理性や論理性が破綻している」と指摘。新屋配備計画の「白紙撤回」を求める内容だ。

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