時代を語る・あゆかわのぼる(11)弘前進出、初代所長に

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転勤先の弘前で詩集「盲狼」の出版を祝う会(前列右から4人目)=昭和45年5月
転勤先の弘前で詩集「盲狼」の出版を祝う会(前列右から4人目)=昭和45年5月

 詩作のスランプを脱してひと安心したのもつかの間、「和光薬品大館支店」での仕事が急展開しました。青森県弘前市に出張所を設けることにしたから、初代所長として赴任しなさいという辞令が出たのです。寝耳に水の話で戸惑いました。でもサラリーマンです。はいと言うしかありませんものね。昭和43(1968)年7月、30歳になる直前のことでした。

 初代所長といったって、事務所も住む所もまだ決まっていません。それを探すところから始めました。弘前出張所を新設することにしたのは、弘前大学医学部・付属病院から医薬品卸の指名業者にならないかと誘いがあったからと聞いています。弘前には他にも大きな病院があり、大口取引が期待できることも進出理由となりました。

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