時代を語る・あゆかわのぼる(14)津軽弁を深く味わう

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「さきがけ詩壇」でお世話になった柴田正夫さん(右)と
「さきがけ詩壇」でお世話になった柴田正夫さん(右)と

 青森県弘前市の詩人グループ「亜土(あど)詩会」をかわいがってくれる人が当時、3人いました。弘前の出版社「津軽書房」の高橋彰一さんと学校の先生でエッセイストの千葉寿夫さん、そして方言詩で有名な高木恭造さんです。いずれも故人ですが、弘前へ行って起きた最大の出来事は、何と言っても高木先生との出会いだと思っています。

 〈高木恭造は青森市生まれの方言詩人。昭和6(1931)年に刊行した津軽弁による詩集「まるめろ」は文学的に高く評価され、中学校の国語教科書にも取り上げられた。高木は満州医科大卒の医師でもあり、戦後、弘前市に眼科医院を開業。昭和62年、84歳で死去〉

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