イージス請願は「継続審査」と「不採択」 県議会総務企画委

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県議会議場(資料写真)
県議会議場(資料写真)

 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を秋田市の陸上自衛隊新屋演習場に配備する計画を巡り、秋田県議会の総務企画委員会(8人)は26日、新屋配備に反対の意思表示をするよう求める請願5件のうち、県議会に意思表示を求める4件を継続審査、佐竹敬久知事に態度表明を求める1件を不採択とした。27日の本会議で正式に決まる見通し。議会に意思表示を求める請願が継続審査となれば、昨年12月、今年2月の各議会に続き、配備の是非について3回連続で結論が先延ばしされる。

 請願5件は、いずれも秋田市の個人や団体が提出。「防衛省がどんなに安全を力説しても地元住民の不安は消えない。住宅密集地への設置は許されない」「『新屋ありき』で進められているとの疑念が拭えない」などと主張している。

 委員会では、県議会に意思表示を求める4件について東海林洋(みらい)、加藤麻里(社民)、加賀屋千鶴子(共産)の3氏が採択に賛成の立場から発言。東海林氏は「防衛省側が住民の安全基準を持たないまま(候補地を)新屋演習場と決めたことは明らか。配備は適当でないと表明する時期だ」と述べた。

 加藤氏も「新屋を適地と言い張る国の姿勢にレッドカードを示さなければ、地方の責任を果たせない」と主張。加賀屋氏も「新屋が適地という根拠は総崩れだ。先延ばしすることなく、配備反対の意思を明確にする必要がある」と述べた。

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