曲がりにくい、いぶりがっこ用ダイコンです 県農試が紹介

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県農業試験場が開発した「秋田いぶりおばこ」
県農業試験場が開発した「秋田いぶりおばこ」

 秋田県農業試験場(秋田市雄和)は26日、同試験場で開いた試験研究成果発表会で、いぶりがっこの加工用ダイコンとして2017年に開発した新品種「秋田いぶりおばこ」を紹介した。適度な硬さで曲がりにくいため、加工に適しているという。担当者は「県オリジナル品種として普及させていきたい」とアピールした。

 加工用ダイコンは、肉質がやわらかい早生の「香漬の助」と、晩生で硬い「秋農試39号」が主流だ。これに対し「秋田いぶりおばこ」は、2品種と硬さや収穫期が異なるものにしようと試験場が08年、開発に着手。硬さは2品種の中間よりやや硬めで、収穫期は10月中旬~11月下旬が適しているという。

 肉質が硬い「山形」とやわらかい「耐病干し理想」を親とする品種を掛け合わせた。現在、品種登録を申請中。

 発表会では、園芸育種・種苗担当の椿信一上席研究員(55)が「秋田いぶりおばこ」の育成について報告。特徴として▽根部の直径は6センチ程度▽根の長さは50センチ未満と短めで抜きやすい▽根部に空洞が発生しにくい―などを挙げた。

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