榮太楼「創業の地」閉幕 人通り減少…大町店、今月いっぱい

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今月末で閉店する菓子舗榮太楼の大町店
今月末で閉店する菓子舗榮太楼の大町店

 秋田市の菓子舗榮太楼(小国輝也社長)は、同市大町2丁目の「大町店」を今月いっぱいで閉店する。1883(明治16)年の創業から100年近く本店として営業してきた歴史を持つが、近年は周辺店舗の撤退が相次ぎ厳しい経営が続いていた。建物は7月から秋田銀線細工の作家が制作拠点として使う。

 小国社長(55)によると、榮太楼は当時の川反2丁目(現大町2丁目)で、現在の大町店の南西約60メートルの場所で創業。道路拡幅のため近くに移転し、戦中や終戦直後の休業を経て、現在地に移った後の1949年、営業を再開した。

 小国社長によると、かつては近くに「本金デパート」や「秋田ニューシティ」といった大型店舗が並び、大町と広小路を行き交う人で一帯はにぎわった。大町店も活況だった。しかし、近年は周辺店舗の閉店・縮小が続き、人通りが少なくなり、売り上げは低迷していた。

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