先延ばし「理解できない」 イージス請願、秋田市議の対応

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 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を秋田市の陸上自衛隊新屋演習場に配備する防衛省の計画を巡り、秋田市議会に配備反対の決議を求めた請願と陳情は、全て継続審査となった。能代市議会が配備撤回を求める請願を賛成多数で採択、県議会は国に対し「他の国有地も含めゼロベースで再検討」するよう求める意見書案を可決。意思表明する議会が出始める中、地元の秋田市議会は主体的な判断を避けた。

 賛成少数で継続審査としたのは、配備反対の決議を求める請願1件と陳情6件。陳情のうち1件は新屋演習場周辺の16町内会でつくる「新屋勝平地区振興会」が提出した。

 「がくぜんとしました」。採決の行方を見守った振興会長の佐々木政志さん(69)は、報道陣に囲まれ、こう語った。

 秋田魁新報社が3月に市議選立候補予定者に行ったアンケートで、当選者36人のうち配備反対(どちらかといえばを含む)が24人(66%)だったことにも触れ、「採択されるものと思っていた。『新屋は駄目』と答えていた人が、継続審査に賛成するのは理解できない」と語気を強めた。

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