八郎湖に緑色のさざ波 アオコ、少雨で大量発生警戒

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
アオコが発生した八郎湖。岸辺には緑色に変色したさざ波が寄せていた=24日午後1時20分ごろ、潟上市天王塩口
アオコが発生した八郎湖。岸辺には緑色に変色したさざ波が寄せていた=24日午後1時20分ごろ、潟上市天王塩口

 八郎湖でアオコが例年より1カ月ほど早く発生している。春に続いた少雨が原因とみられ、一部の地点では水面が抹茶色にまで変色。大量発生による住民生活への悪影響を避けようと、秋田県や周辺自治体は対策を早めている。

 周辺の雑草よりも濃い緑色のさざ波が岸辺に寄せていた。24日午後、八郎湖に面した潟上市天王塩口地区。コイ釣りを楽しんでいた秋田市広面の男性(69)は「アオコが出るのがいつもより早く、少しかび臭い感じがする。30年近く来ているが、だんだん水質が悪くなり、大物が釣れなくなった」と語った。

 県八郎湖環境対策室によると、アオコは今月3日に今年初めて確認された。昨年は7月10日、2017年は7月25日に初観測。過去10年では5月の発生もあったが、半数以上は7月に確認されている。

 発生状況を0~6の7段階で示すアオコ指標は、24日の塩口地区で膜状に湖面を覆っている状態の4。近くの船着き場ではヘドロに近い濃さになっていた。周辺の別の2地点も水面全体に広がる3だった。

(全文 1187 文字 / 残り 754 文字)

同じキーワードのイベント情報