歌や踊り、笑いの中に「命の尊さ」 鹿角で市民劇団定期公演

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命の尊さをテーマとした舞台で熱演を見せる団員たち
命の尊さをテーマとした舞台で熱演を見せる団員たち

 秋田県鹿角市の市民劇団「演劇を楽しむ会」(高木豊平会長)の定期公演「三婆婆(ばば)サンバ!」が28、29の両日、市文化の杜(もり)交流館コモッセで開かれた。4月から稽古を積んできた10~70代の団員たちが熱の込もった演技を披露し、来場者を楽しませた。

 三婆婆HOUSEと呼ばれるシェアハウス兼居酒屋を舞台に、そこで暮らす助産師、調理師、理容師と常連客の生きざまをコミカルに表現した。昨年秋に鹿角市の病院の分娩(ぶんべん)機能が大館市に集約され、市内で出産ができなくなったことで妊婦たちが不安を募らせる現実の地域課題も織り交ぜつつ、命の尊さを伝えた。

 28日の公演には約300人が来場。随所に笑いや歌、踊りが盛り込まれ、明るい雰囲気で舞台が進んだ。フィナーレで東京から里帰りしたという妊婦が三婆婆HOUSEで助産師の助けを受けて無事に赤ちゃんを出産すると、客席から大きな拍手が送られた。

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