イイダ産業、横手に進出 トヨタなどに防音材供給

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立地協定を締結した(左から)高橋市長、飯田社長、佐竹知事
立地協定を締結した(左から)高橋市長、飯田社長、佐竹知事

 自動車の防音材などを製造するイイダ産業(愛知県稲沢市、飯田耕介社長)は3日、秋田県横手市の横手第2工業団地に工場を建設すると発表した。同社はトヨタをはじめとする国内自動車大手の1次サプライヤーで、国内で稲沢市外に工場を造るのは初めて。近く子会社「オロテックス秋田」を設立する。

 「オロテックス」はイイダ産業の商標名。資本金1億円。横手第2工業団地内の土地約9千平方メートルを取得し、事務所兼工場1棟(2700平方メートル)を建設する。9月に着工し、来年7月の操業開始を目指す。総事業費は約4億円。操業までに地元の新卒者やAターン者を計5人採用し、2022年には20人規模に増員する計画だ。

 オロテックス秋田で製造する防音材は樹脂製で、自動車のルーフ(屋根)を支える「ピラー」の中に設置することで走行時の風切り音や、路面とタイヤとの摩擦で生じるロードノイズが車内に伝わるのを防ぐ。岩手県金ケ崎町、宮城県大衡村にあるトヨタ自動車東日本の工場や、群馬県太田市にあるスバルの2工場の計4カ所に納入する。

 イイダ産業と県、横手市は3日、秋田市のルポールみずほで立地協定を締結。県は同日、イイダ産業を誘致企業に認定した。

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