「鶏めし弁当」花善パリ店オープン 駅弁文化を世界に発信

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パリのオフィス街に開店した「1899ToriMeshi」の外観
パリのオフィス街に開店した「1899ToriMeshi」の外観

 JR大館駅の名物駅弁「鶏めし弁当」を製造販売する秋田県大館市の花善(八木橋秀一社長)は5日、パリに常設店を開店した。同社が海外店舗を開店させるのは初めて。女性スタッフ3人が接客に当たり、駅弁文化の魅力を広める。

 常設店は花善が創業した年と看板商品の名称から「1899ToriMeshi」と名付けた。パリ中心部のオフィス街で、パリ北駅の西約1キロにある空き店舗(24平方メートル)を借り、改修して内外観とも白を基調とした。チーフを務める大館市出身の佐々木朝菜さん(22)と、現地の日本人女性2人の計3人で店を切り盛りする。

 メインの商品は、パリ鶏めし弁当(11・8ユーロ=1435円)と鶏めしおにぎり(5・8ユーロ=705円)の2種類。いずれもあきたこまちを使い、日本と変わらない伝統の味付けが特徴。日本で販売する弁当と違うのはおかずで、一部の品目を彩りの良いものに変えたという。おにぎりは手軽に味わうことができるよう、鶏めしと五目ご飯の2個セットにした。

 みそ汁や各種日本茶なども販売しており、日替わり弁当なども順次始める予定。食材はすべて現地調達し、店舗内のキッチンで調理している。

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