介護ロボ導入じわり、県内事業所 職員と利用者の負担軽減

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「デイサービスり・あくと」が使っている入浴支援の機器=秋田市
「デイサービスり・あくと」が使っている入浴支援の機器=秋田市

 秋田県内の介護事業所で、介護ロボットを活用する動きが徐々に広がっている。介護従事者の負担軽減が主な狙いだ。ただ、普及率はまだわずか。県は経費を補助し、導入を後押しする。

 秋田市手形の「デイサービスり・あくと」は昨秋、入浴支援の介護ロボットを導入した。浴槽内での利用者の立ち座りをリフトがサポートしてくれることから、利用者、職員双方の負担軽減につながったという。

 入浴する利用者は1日当たり約10人で、このうち要介護度が重い人を中心に5人程度にリフトを使っている。り・あくとの運営会社の村井順社長は「利用者を抱え上げる際の負担で職員が腰痛になり、働けなくなることが一番の不安だった。リフトのおかげで負担を大きく減らすことができ、今ではなくてはならない機器になった」と話す。

 能代市落合の「ショートステイたんぽぽ」は昨秋から、見守り支援の介護ロボットを使い始めた。利用者のベッドにセンサーマットを設置すると、心拍や呼吸などに関する情報を、離れた場所でも確認できる仕組みだ。異常があれば、警報が鳴るようになっている。

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