野鯉・鮒釣り大会、30回最後に幕 八郎湖、運営高齢化

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
毎年90センチ超のコイが上がる全日本野鯉・鮒釣り大会の第29回大会(八郎潟町提供)
毎年90センチ超のコイが上がる全日本野鯉・鮒釣り大会の第29回大会(八郎潟町提供)

 八郎湖一帯で毎年9月に開かれてきた全日本野鯉(のごい)・鮒(ふな)釣り大会が、今年の第30回大会(9月20~22日)を最後に歴史に幕を下ろすことになった。主催する秋田県八郎潟町観光協会が、地元の釣り愛好会などと実行委員会を組織して運営してきたが、近年はメンバーの高齢化や参加者の減少、釣り場環境の変化などが進み運営が難しくなってきていた。実行委は「名残惜しいが、最後の大会には町内外から多くの人に参加してもらいたい」としている。

 大会は1990年、八郎湖の自然に親しんでもらい、町の魅力をPRする目的で始まった。当初は回を重ねるごとに出場者が増え、99年の10回大会には東北や関東各地から300人以上が出場した。

 しかし、その後は減少傾向に転じ、20回大会以降は200人を切るようになった。昨年は野鯉の部133人、鮒の部8人の計141人にとどまった。

 近年は3日間の日程で開催し、参加者が大潟村の幹線排水路などを含む八郎湖全域に広がって釣り場を見つけ、大物を狙う。1人1匹のみを計量に出し、体長を競うルール。野鯉の部の上位者は毎年90センチ超に及び、大会記録は16回大会で横手市の男性が釣った107・6センチ。

(全文 899 文字 / 残り 393 文字)