ハンセン病、家族に首相が謝罪 「反省とおわび」談話を閣議決定

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記者会見で首相談話を発表し、質問に答える菅官房長官=12日午前、首相官邸
記者会見で首相談話を発表し、質問に答える菅官房長官=12日午前、首相官邸

 政府は12日、ハンセン病元患者家族の差別被害を認め、国に損害賠償を命じた熊本地裁判決の控訴見送りに関し、安倍晋三首相が「政府として深く反省し、心からおわび申し上げる」と謝罪する首相談話を持ち回り閣議で決定した。政府による家族への公式謝罪は初。首相は談話で、近く原告らと面会したいとの意向も示した。謝罪を直接伝える見通し。持ち回り閣議では、判決に法律上の問題点があると指摘する政府声明も決めた。

 原告弁護団は記者会見を開き、請求が棄却された原告20人についても控訴せず、訴訟を終結させると明らかにした。控訴期限は12日で、国が敗訴した地裁判決が確定する。