ニュースの「つぼ」:AYA世代のがん患者

会員向け記事
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
県内のAYA世代のがん患者数(2015年)
県内のAYA世代のがん患者数(2015年)

 がんについて語る際、「AYA世代」という言葉を耳にする機会が増えてきた。およそ15~39歳を指し、現在は若者のがんという文脈で使われることが多い。この時期にがんになった患者は恋愛や結婚、出産、将来への不安など特有の悩みを抱える半面、他の世代に比べて患者数が少ないため、必要な情報や同世代の仲間を身近で得にくい実態がある。こうした中、県内でも当事者たちが環境改善に向けて動き始めた。

 AYA世代は、思春期(Adolescent)から若年成人(Young Adult)までを合わせた呼び方。県地域がん登録集計報告によると、2015年に県内215の協力医療機関でがんと診断された人は1万736人。うちAYA世代は256人で全体の2・3%にとどまる。このため、治療中の病院などで同じ境遇の人と出会える機会は少ない。個々の患者が孤立を深めてしまう状況がうかがえる。

※この記事は「会員向け記事」です。電子版への登録が必要です。
(全文 1183 文字 / 残り 805 文字)

この連載企画の記事一覧

同じジャンルのニュース