ギター200本焼失…からの500本コレクション! 北秋田

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写真スタジオに持ち込んだギターコレクションの一部
写真スタジオに持ち込んだギターコレクションの一部

 秋田県北秋田市の学習塾経営武石寿樹さん(57)が所有するギターコレクションの一部が、月刊音楽雑誌「Player」8月号に掲載された。有名ギタリストの多くが愛用する米大手楽器メーカー・ギブソンのレスポールなど30本が、8ページの特集で紹介された。武石さんは約200本のギターを火災で焼失したにもかかわらず、現在は約500本を所有。「いずれミュージアムをつくり、地域活性化に役立てたい」と意気込む。

 武石さんは中学時代、米人気ハードロックバンド「キッス」に魅了されロックにのめり込んだ。ギターのエース・フレーリーがレスポールを使っており、「かっこ良さにしびれた」と振り返る。

 都内の大学に進学し、バンド活動に熱を入れ卒業。神奈川県で学習塾の講師をしていた時、塾が開催する合格祝いのコンサートでギターを演奏した。毎年同じギターでステージに上がることに満足できず、次々と買い足した。

 1991年、30歳で旧鷹巣町に帰郷し学習塾を開いた時には、ギターは200本を超えていた。その様子は99年の「Player」9月号で紹介された。ところが2002年8月12日、自宅が火災に遭い、ほとんどが灰になった。

 ショックを受けた武石さん。ギター収集をやめようと思ったが、喪失感を癒やすには再び集めるしかないと、収集熱をよみがえらせた。当時はリサイクルショップが中古ギターを扱い始めた頃で、貴重なモデルが破格値で売られていたという。

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