干拓前の八郎潟、引き網漁で活躍…うたせ舟、8年ぶり運航へ

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2004年のイベントで運航されたうたせ舟=八郎潟町提供
2004年のイベントで運航されたうたせ舟=八郎潟町提供

 かつて八郎潟の漁業のシンボル的存在だった「うたせ舟」を湖上で間近に見られる遊覧船が8月18日、秋田県八郎潟町川口のうたせ館近くの船着き場を発着場に運航される。同町で毎年9月に開かれる「全日本野鯉(のごい)・鮒(ふな)釣り大会」が今年30周年を迎えるのに伴う記念事業。主催の町観光協会が8月5日まで参加者を募集している。

 うたせ舟は白い大きな帆で風を受けて網を引く漁船。町によると、八郎潟では大正から昭和にかけてシラウオやワカサギなどの引き網漁で活躍し、干拓前には100隻ほどが操業していた。干拓後は減少の一途をたどり、平成以降は姿を消した。

 近年、八郎湖でうたせ舟が運航されたのは、2004年の「八郎潟ウォーターフェスティバル」、11年の「八郎湖の昔と今を語る集い」といったイベントに限られ、今回は8年ぶりとなる。

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