[あきた参院選]風はどこから(下)弱者の視点 寄り添う、この人なら

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演説する寺田さんと選挙リーフレット(コラージュ)
演説する寺田さんと選挙リーフレット(コラージュ)

 「自分の人生とダブって見えた」。秋田市新屋の嘱託社員宮腰純治さん(56)は、参院選本県選挙区で初当選した野党統一候補の新人、寺田静さん(44)の選挙リーフレットを手に語る。

 6年前の夏、7歳の長女を亡くした。在宅介護を5年余り続けたが病気が治ることはなく、息を引き取った。今も喪失感は消えない。

 そんな日々の中、たまたま読んだ寺田さんのリーフレット。20代の頃に病気の弟を亡くした経験をつづった一文に目が留まった。介護や看護に明け暮れ、日々の生活に思い悩む人たちの声を代弁する―。そんな訴えに共感した。長女を介護していた時は世の中のことを考える暇もなかったのを思い出した。

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