県企業誘致好調、本年度既に7件 目立つ工場増設、事業拡大

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 秋田県の企業誘致件数が本年度、好調に推移している。25日現在の件数は7件で、既に昨年度1年間の8件に迫る。成長産業の自動車や情報サービス業の進出に加え、長年県内に立地していた企業の工場増設などに伴い、改めて誘致認定するケースも目立つ。県産業集積課は「市町村などと連携を取りながら情報収集を進め、実績を伸ばしていきたい」としている。

 同課によると、誘致件数は企業単位ではなく、工場や事業所単位でカウントしている。業種ごとに投資額や雇用人数に基準を設けており、既に進出していた企業が工場を増設するなどして基準を満たした場合も誘致認定。設備投資への補助などを行っている。

 7件のうち、県外からの新規進出は2件。情報通信技術(ICT)を活用したコンサルティングサービスのITbook(東京)が秋田市に設立した子会社「東北ITbook」と、横手市の横手第2工業団地で操業を予定する自動車部品製造イイダ産業(愛知県稲沢市)の子会社「オロテックス秋田」だ。

 イイダ産業は、国内自動車大手のトヨタなどと直接取引があり、本県の自動車産業の裾野が広がると期待されている。オロテックス秋田では防音材を製造し、岩手県金ケ崎町、宮城県大衡村にあるトヨタ自動車東日本の工場や、群馬県太田市にあるスバルの2工場の計4カ所に納入する。

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