お不動さんを守って! 五城目、お堂など復旧目指し資金集め

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有志団体が復旧事業を計画している「お不動さん」のほこら周辺。お堂の壁に穴が開き、参道も荒れつつある
有志団体が復旧事業を計画している「お不動さん」のほこら周辺。お堂の壁に穴が開き、参道も荒れつつある

 秋田県五城目町で古くから信仰されている森山不動明王(通称・お不動さん)を守り伝えようと、地元有志の2団体が損傷したお堂や参道の復旧に動きだした。団体は「森山不動明王を守る会」(田原忠男会長)と「復旧事業サポート隊」(発起人・猿田譲さん)で、寄付金とクラウドファンディング(CF)による資金集めを開始。サポート隊の猿田さん(62)は「すてきな場所だが、町内でもお不動さんを知らない人が増えている。環境を整え、町内外の人に訪れてもらいたい」と話す。

 お不動さんは、森山南側の麓のほこらに鎮座する。同町稲荷前の町斎場から、民有林の中の未舗装路を500メートルほど進んだ突き当たりに位置し、近くにお堂や鳥居、小さな滝などがある。

 サポート隊メンバーで高性寺(同町下タ町)住職の八木下真全(しんぜん)さん(51)らによると、お不動さんは平安期から修験の場として知られ、町内外から信仰を集めた。参道付近には江戸の大相撲で活躍した地元出身力士「四ツ車大八」が鳥居を寄贈したことを示す石碑もある。

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