気軽に読書に親しんで 三種、公共施設に図書展示し貸し出し

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本を自由に借りることができるまちなかハッピー図書
本を自由に借りることができるまちなかハッピー図書

 秋田県三種町教育委員会は、町民らが本を自由に手に取り、借りることができる「まちなかハッピー図書」を、同町鹿渡の公共施設「パレス琴丘」に開設した。公立図書館や書店がない町内でも、気軽に読書に親しんでもらう狙い。旧鯉川小学校の空き校舎を利用した「橋本五郎文庫」などから町に寄贈された本を活用しており、今後は体育館や商業施設、医院など町内全域に開設場所を広げていく方針だ。

 パレス琴丘は喫茶店が入居し、各種団体がサークル活動などで多目的室を利用している。ハッピー図書はその一角に設けられた。恩田陸さんの直木賞受賞作「蜜蜂と遠雷」や社会学者古市憲寿さんの芥川賞候補作「平成くん、さようなら」といった近年の話題書から源氏物語といった古典まで34冊が展示ケースに並ぶ。

 本を借りる手続きは、備え付けの貸し出し簿に本の番号と当日の日付を書き込むだけ。返却の際も同様に日付を記入する。氏名や住所を書き込む必要はなく、町民以外も借りることができる。

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