知事「イージス反対6割」重視 世論調査「県、市の意見に」

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佐竹敬久知事
佐竹敬久知事

 秋田県の佐竹敬久知事は29日の定例会見で、秋田市の陸上自衛隊新屋演習場に地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を配備する防衛省の方針を巡り、秋田魁新報社の世論調査で「反対」(どちらかといえばを含む)の回答が6割を超えたことについて「住宅地にあれだけ近いところで安全対策をどうするか非常に分かりにくい。県民の意見はまっとう。これから防衛省と協議があるとすれば、(調査結果は)県や市の意見になると思う」と述べた。

 今後の防衛省との協議については「新屋ありきの状況で来ても協議に応じない」と強調。「国と協議が終わるまで反対、賛成は言わない」としつつ、「議論の上でいかに新屋が適地でないかの説得がある。どこまでも押し込んでくるとすれば『反対』と言わざるを得ない」と語るなど、現時点で新屋は適地とはいえないとの姿勢もにじませた。

 調査は参院選に合わせ、14~16日に県内有権者を対象に実施。「反対」と答えた人は選択肢の中で最多の39・1%。次いで「どちらかといえば反対」21・6%、「どちらかといえば賛成」18・0%、「賛成」10・0%。無回答は11・3%だった。

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