雨中の好ゲームに熱狂 全力で応援し勝利に歓喜、秋田北

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優勝が決まった瞬間、抱き合って喜ぶ秋田北の応援団
優勝が決まった瞬間、抱き合って喜ぶ秋田北の応援団

 29日に秋田市のさきがけ八橋球場で行われた第85回全県少年野球大会の決勝は、秋田北、仙北両中学校が激しく点を取り合う好ゲームを展開した。試合途中から雨が降る中、スタンドでは生徒や選手の保護者らが懸命に声援を送り、試合後には東北大会での健闘を期待する声も聞かれた。

 秋田北の初優勝が決まった瞬間、三塁側スタンドに詰め掛けた約200人の応援団は手を取って抱き合い、跳びはねて喜んだ。

 序盤は投手戦でスコアボードに「0」が並んだ。均衡を破ったのは四回。1死一、三塁で桑原一颯選手(2年)が先制の適時打を放った。父圭司さん(45)は「準決勝は結果が出ず、悔しがっていた。ヒットを打って勝利に貢献したいと意気込んでいた」と喜んだ。

 その後逆転され、3点を追う六回には1点を返し、さらに1死満塁で菅原凜選手(3年)のランニング本塁打が飛び出した。打球が外野手の頭上を越え、4人が生還するまでの間、スタンドには割れんばかりの歓声が響いた。固唾(かたず)をのんで打席を見守っていた母貴世子さん(43)は「声援が大きな力になったと思う」と顔をほころばせた。

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