ボンドアートに挑戦! 縄文「接着剤」産地、潟上・豊川地区

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多くの親子らでにぎわったボンドアートの体験ワークショップ
多くの親子らでにぎわったボンドアートの体験ワークショップ

 秋田県潟上市昭和豊川地区の活性化イベント「豊川ボンドフェス」が28日、市多目的交流施設で初めて開かれ、木工用接着剤で絵を描く「ボンドアート」の体験ワークショップが人気を集めた。同施設と隣の旧昭和東保育園では、県内各地の工芸や生活雑貨の作家らが80店を出店する「輪茶(わっちゃ)フェス」なども開催され、多くの家族連れでにぎわった。地区住民ら30~40代の5人でつくる実行委員会(小玉舞子代表)の主催。

 ボンドアートは佐賀県在住の画家冨永ボンドさん(36)の独自の画法。ワークショップは冨永さんが講師を務め、参加者はA4判のベニヤ合板にアクリル絵の具で自由に絵を描き、黒く着色した接着剤で縁取りを施し、ステンドグラスに似た立体感のある絵を完成させた。

 豊川地区には油田があり、天然アスファルトの産地だったことでも知られる。天然アスファルトは縄文時代に接着剤として土器や矢尻に使われたとされ、小玉代表(40)がボンドフェスを着想するヒントになった。

 冨永さんはフェスを前に豊川油田を見学し、ワークショップの合間に豊川油田をイメージしたボンドアートも制作した。ワークショップは開始から途切れることなく参加者が訪れる盛況ぶりで、冨永さんは「自分も佐賀でアートによるまちおこしに取り組んでいる。たくさんの人が来てくれてよかった」と話した。

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