学力テスト、秋田は英語も健闘7位 表現力の強化が必要

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授業研究会で、英語でやりとりする琴丘中の生徒=7月12日(同中提供)
授業研究会で、英語でやりとりする琴丘中の生徒=7月12日(同中提供)

 31日に結果が公表された2019年度全国学力テストで、初実施された中学3年の英語の秋田県順位は全国7位だった。例年トップ級の国語や算数・数学に比べ、順位は低かったが、県内の教育関係者からは「成績自体は決して悪くなく、健闘した結果」との声が聞かれる。今後に向けては「その場の状況や相手に合わせ、即興で自分の考えを伝える表現力の強化が必要」との意見もあった。

 県教育庁は平均正答率が57%(全国平均56%)で、トップの東京、神奈川、福井に2ポイントの僅差であり、国語や算数・数学と同様、英語も好成績との認識だ。識者も「トップと本県の平均正答率の差はわずか。順位に一喜一憂する必要はない」とみる。

 英語の正答率は、全国平均に比べ、下位層が少なく、中間層が多い傾向がみられた。こうした点を踏まえ、米田進教育長は31日の会見で「英語を苦手にしている子どもが少ないともいえる。基礎的な部分は授業を通じ、身に付いている」との見方を示した。

 県北部のある英語教諭は、さらなる学力向上に向けては改善の余地があるとし、「一概に言えないが、授業では、事前に示された型通りの会話などに終始している面もあるのではないか」と指摘。生徒が即興で適切な英語を選び表現する実践的な授業が求められるとする。

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