縄文・世界遺産推薦へ(中)伊勢堂岱遺跡 道路ルート変え保存

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道路に使われずに置かれたままの橋脚の一部(手前)。奥の大看板はイコモスの審査を見据え撤去された=北秋田市脇神、7月10日撮影
道路に使われずに置かれたままの橋脚の一部(手前)。奥の大看板はイコモスの審査を見据え撤去された=北秋田市脇神、7月10日撮影

 国指定史跡・伊勢堂岱遺跡(北秋田市)のガイダンス施設「伊勢堂岱縄文館」の裏に、ひときわ目を引くコンクリートの塊がある。道路の一部になるはずだった橋脚だ。

 遺跡は1995年、大館能代空港へのアクセス道路建設に伴う発掘調査で見つかった。翌96年に県が遺跡の保存を決定。道路は遺跡を迂回(うかい)するルートに変更され、造りかけの橋脚が残された。縄文館の中嶋俊彦館長(67)は「遺跡保存の経緯を伝えるモニュメントとして残された」と説明する。

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