最低賃金、労働側「まだ不足」 経営側は「相当厳しい数字」

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最低賃金を28円引き上げ、790円で答申することを決めた審議会
最低賃金を28円引き上げ、790円で答申することを決めた審議会

 秋田地方最低賃金審議会が7日、本県の最低賃金を現行の1時間762円から28円引き上げ、790円にするよう秋田労働局長に答申した。会長を除く出席委員11人中、使用者側の4人全員が反対する中での決着。県内では賃上げを歓迎する一方で「まだ足りない」とする声が上がり、経営者からは人件費増によるしわ寄せを懸念する声が聞かれた。

 「従業員にできるだけ高い賃金を支払いたいという気持ちはもちろんある。ただ、中小企業の経営者にとって28円は相当厳しい数字だ」

 こう語るのは、秋田市の電子機器製造ホクシンエレクトロニクスの佐藤宗樹社長。審議会に参加した使用者側の委員の一人だ。

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