ニュースの「つぼ」:世界遺産の緩衝地帯

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県内2遺跡の「緩衝地帯」
県内2遺跡の「緩衝地帯」

 県内2遺跡を含む17遺跡で構成する「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、国が世界文化遺産に推薦する見通しだ。登録を判断する国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、構成資産(遺跡)の価値はもちろん、資産を保護するための周辺環境も重視する。そのため地元自治体は資産の周辺に緩衝地帯を設定することになるが、そこには民有地が含まれる場合が多く、所有者や住民の理解が不可欠となる。

 緩衝地帯は資産そのものの保護や、資産からの景観を損ねないように設けられる。地元自治体は設定に併せ、資産と緩衝地帯のあるべき姿を盛り込んだ「景観計画」と、実現のための規制を定めた「景観条例」を策定する。

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