銃後の記憶(2)国民学校 軍国主義教育、色濃く

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戦地からの手紙を手にする伊藤さん=秋田市
戦地からの手紙を手にする伊藤さん=秋田市

 はがきの黄ばみが年月の経過を物語る。

 秋田市広面の元学校教諭、伊藤薫さん(85)が保管している1通の手紙。戦時中、広面国民学校に通っていた頃、戦地の兵士から届いたものだ。はがきの左側には「検閲済」という朱色の押印がはっきりと残っている。

 「言論の自由といえば大げさかもしれないが、それが認められていなかったということですよね」。伊藤さんは言う。

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連載企画:銃後の記憶 秋田戦後74年

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