不通10年朽ちる県道、河辺阿仁線33キロ 復旧見通せず

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斜面が崩落したり、雑草が伸びたりして荒れた状態の県道河辺阿仁線(県提供)
斜面が崩落したり、雑草が伸びたりして荒れた状態の県道河辺阿仁線(県提供)

 秋田市河辺と北秋田市阿仁をつなぐ県道河辺阿仁線で、総延長58・3キロの半分強を占める旧河北(かわきた)林道区間約33キロの不通が長期化している。先月10日で通行止め開始から丸10年。山あいにあるため斜面や路肩の崩落が断続的に発生し、対策が追い付かない状況だ。管理者の県は「地域に必要な道路」として整備を継続する方針だが、復旧の見通しは立っていない。

 秋田市側は国道13号から約16キロ、北秋田市側は国道105号から約6キロの地点で通行止めとなっている。2009年に秋田市側で土砂崩れが発生して以来、不通のままだ。

 県道路課によると、通行止めが10年続く県道は他に例がない。佐藤秀治課長は「限られた予算で道路整備を進めており、費用対便益の面で考えると、どうしても優先順位は低くなる」と話す。近年は一般道でも整備に伴う通行量や時間短縮などのメリットを見極めて予算計上するのが一般的だとしている。

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