鳥海獅子まつり、伝統の舞で魅了 宮城・石巻の1団体も参加

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平根講中による「祓い獅子」
平根講中による「祓い獅子」

 国指定重要無形民俗文化財「本海獅子舞番楽」などを披露する第46回鳥海獅子まつりが16日夜、秋田県由利本荘市鳥海町の紫水館で開かれた。各地区の伝承団体(講中)のメンバーが、約350人の観客を前に伝統的な舞を披露した。

 市や同番楽伝承者協議会(松田訓(さとし)会長)などの主催。全13講中のうち8講中と、貝沢神楽獅子(市指定無形民俗文化財)を伝承する1団体が出演した。宮城県石巻市雄勝(おがつ)町の「雄勝法印神楽」(国指定重要無形民俗文化財)の保存会も参加し、演目を披露した。

 舞台では、獅子頭の上顎と下顎を強く打ち合わせながら舞い、家内安全や健康を祈願する「祓(はら)い獅子」をはじめ、鳥の装飾を施した烏帽子(えぼし)をかぶって舞う「鳥舞」、鬼の面を着けて1人で跳びはねながら舞う「伊加」など19演目が披露された。観客は、会場に響く心地よいかねや笛の音を聞きながら、神秘的な舞に見入っていた。

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