千畑の方言1121語、30年かけ辞典に 美郷の高橋さん

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1989年発行の旧千畑町広報誌の第1回目の方言コーナー(左)と方言テレホンカード
1989年発行の旧千畑町広報誌の第1回目の方言コーナー(左)と方言テレホンカード

 秋田県美郷町本堂城回の町職員高橋建さん(59)が、自宅がある千畑地区の方言を書籍「せんはたの方言 じぇん語辞典」にまとめた。30年かけて集めた1121語を辞典形式で掲載した。「使われずに忘れられている方言を残したい。興味があったらぜひ読んでほしい」と呼び掛け、希望者に無料配布している。

 方言を五十音順に掲載し、意味と使用例を方言と標準語の両方で紹介した。タイトルの「じぇん語」は田舎という意味の方言「じぇんご」から採った。

 方言のうち「ほじね」は、「頑是ない(幼くて善悪の区別がつかない)」「ありがたい」の二つの意味を記載した。巻末には標準語から方言を探す索引ページがあり、「とっても」「とても」を引くと「しったげ」「もぞ」など10語以上の言葉が載っている。

 高橋さんは旧千畑町の総務課文書広報係で町広報誌「広報せんはた」の発行に携わっていた。1989年4月に町の方言を紹介するコーナー「せんはたの方言」を立ち上げ、毎回20語ほどを誌面に掲載していた。

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