盆踊りの伝統、後世へ 鹿角の渡部家住宅で40年ぶり

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輪をつくり、盆踊りを楽しむ住民ら
輪をつくり、盆踊りを楽しむ住民ら

 秋田県鹿角市八幡平の石鳥谷集落の盆踊りが15日、国登録有形文化財・渡部家住宅で行われた。昨年までは自治会館前広場が会場となっており、渡部家住宅で開かれるのは約40年ぶり。住民ら約100人が歴史ある古民家の広場に集まり、盆踊りを楽しんだ。

 住民によると、同集落の盆踊りは昭和初期には既に渡部家の敷地で毎年8月15日に行われていた。その後、昭和50年代に一時当主が住まない時期があったため、近くの自治会館に会場が変更されたという。

 3年ほど前に60~70代の住民から、渡部家の敷地での開催を希望する声が上がった。自治会(根本愉吉会長)と青年団が、渡部家で行われていたという伝統を後世に語り継ごうと復活させた。

 広場には午後6時半すぎから、住民や帰省客らが続々と集合。園児から高齢者まで浴衣姿の踊り手たちが輪に加わり、ライトアップされた母屋や庭園が醸し出す情緒豊かな雰囲気の中、甚句踊りなどを披露した。

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