2040年の県内医療どう守る? 医師と行政、住民が懇談

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地区の事情を踏まえ、意見交換した懇談会
地区の事情を踏まえ、意見交換した懇談会

 2040年を見据えた医療提供体制を考える「地域医療の将来像に関する懇談会」が21日、秋田市の県総合保健センターで開かれた。県央地区の行政、医療、住民の代表22人が、人口減と少子高齢化に直面する地域医療の現状と将来について、地区事情を踏まえて意見交換した。県医師会(小玉弘之会長)の主催で、県北、県南でも開く。

 小玉会長は「地域の将来を展望し、医療のあるべき姿を考えることが喫緊の課題」とあいさつ。県医師会の担当者が県央の医療提供体制について、「医師の秋田市偏在は今後も拡大する」「診療所の医師確保の見通しが立たない」などと課題を説明した。

 意見交換で、行政側からは「医師不足が最大の問題」「開業医の高齢化が進み、地域に診療所がなくなる恐れがある」などと懸念の声が相次いだ。住民の代表者は本県の医療提供体制の厳しさに理解を示しつつ、「救急医療機関が近くにあることが安心につながる」と語った。

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