潟上市の「小玉家住宅」守り継いで 財団助成、補修に活用へ

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昨年、外壁の補修を進めた小玉家住宅の玄関付近
昨年、外壁の補修を進めた小玉家住宅の玄関付近

 秋田県潟上市飯田川飯塚の国重要文化財「小玉家住宅」が、東日本鉄道文化財団(東京)の本年度地方文化事業支援の対象に選ばれ、21日に同住宅で承認書の贈呈式が行われた。助成金は120万円で、老朽化した母屋の屋根の補修や庭園整備に活用される。住宅を所有・管理する小玉真一郎さん(小玉醸造社長)は「地域の観光の目玉となるよう、維持管理に努めたい」と話す。

 同事業支援に承認されたのは昨年に続き2回目。奥座敷で開かれた贈呈式には同文化財団の小暮和之理事長や木村英明・JR秋田支社長ら12人が出席した。小玉さんに承認書を手渡した小暮理事長は「文化財の修復に協力させていただき、うれしく思う」と述べた。

 小玉家住宅は、小玉さんの曽祖父友吉さんの自宅として、1923(大正12)年に建築。石塀や竹林で囲まれた約4550平方メートルの敷地に木造一部2階建ての母屋と文庫蔵、米蔵、れんが造りの車庫、庭園が広がる。重文指定は2008年。普段は原則非公開だが、毎年秋に1日だけ一般公開している。今年の公開日は未定。

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秋田魁新報社電子版・企画