縄文の土偶、県の文化財指定を解除 都内在住者に所有権移転

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県有形文化財指定の解除が決まった「高森岱遺跡出土土偶」(県教育庁提供)
県有形文化財指定の解除が決まった「高森岱遺跡出土土偶」(県教育庁提供)

 秋田県教育委員会は22日、1981年に北秋田市で見つかった縄文時代晩期の大型遮光器土偶「高森岱遺跡出土土偶」の県有形文化財指定を解除すると決めた。所有が北秋田市の個人から東京都内の個人に移ったのが理由。

 土偶は、これまでの所有者が農業用排水路の掘削土の中から発見。高さ34・5センチと大型で、縄文時代晩期前半の特徴を示しており、2011年に県有形文化財に指定された。

 県文化財保護室は今年4月、新たな所有者からの連絡で所有権の移転を把握。県文化財保護条例の指定条件に「県の区域内に存するもの」とあるため、7月の県文化財保護審議会に指定解除を諮った。

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