工場増築し車載温度センサー増産へ 角館芝浦電子、1月稼働

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増築工事が進む工場=仙北市角館町
増築工事が進む工場=仙北市角館町

 車載用温度センサーを製造する角館芝浦電子(秋田県仙北市角館町、吉原孝正社長)は、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)など電動車の普及に伴う需要増に対応するため、工場を増築する。生産量を2・8倍に増やし、現在20億1600万円の年間売上高を40億円超に倍増させる計画。来年1月に稼働し、3年間で約50人を新規雇用する予定だ。

 同社は、温度の変化とともに抵抗値が変化する電子部品「サーミスタ」を応用した温度センサーを製造。年間生産量は約940万本に上り、この大半が車載向けだ。一部は医療機器やOA機器、業務用冷蔵・製氷機向けにも製造している。

 車載用は、ガソリン車にも使用されているが、HVやEV、プラグインハイブリッド車(PHV)などの普及に伴い、モーターやバッテリー用などの需要が急速に拡大しているという。

 同社は86種類の車載向け温度センサーを製造し、親会社の芝浦電子(さいたま市)を通じて国内外の自動車メーカー、部品メーカー、電機メーカーなどに納入。トヨタ自動車のプリウスをはじめ、国内外で製造されるほぼ全ての電動車に搭載されているという。

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