市民の声聞いて 「声良鶏」銅像移設巡り質疑、鹿角市議会

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市が産業建設委員会で示したJR鹿角花輪駅の駅前広場拡張事業の完成イメージ図。声良鶏の銅像は現在、広場中央部の緑地に設置されているが拡張後は撤去される
市が産業建設委員会で示したJR鹿角花輪駅の駅前広場拡張事業の完成イメージ図。声良鶏の銅像は現在、広場中央部の緑地に設置されているが拡張後は撤去される

 秋田県鹿角市議会の産業建設委員会が22日開かれ、JR鹿角花輪駅の駅前広場拡張事業に伴う「声良鶏(こえよしどり)」の銅像移設について質疑が行われた。市が移設に理解を求めたのに対し、委員からは賛否の声が上がり「広く市民の声を聞いてから、改めて移設先を決めてもいいのではないか」といった意見が出された。

 市は6月定例会で、駅前ロータリーに設置されている声良鶏の銅像を、約700メートル離れた商店街近くの市歴史民俗資料館に移設する方針を示した。これに対し、一部市民が、国の天然記念物で市の鳥でもある声良鶏の銅像はシンボルとして駅前に残すべきだとして署名活動を行い、約600人分を市に提出。市議会には駅前から動かさないことを求める請願を提出した。

 産業建設委では、市が駅前広場拡張事業の完成後のイメージ図を示した上で、銅像の資料館への移設は観光にも生かせると強調。従来から商店街、資料館などを周遊する観光ルートがあるため「(資料館に銅像が加わることで)街歩き観光をより推進していきたい」と主張した。

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