あきた漁業はいま(1)低迷する漁獲量 豊富な魚種、どう生かす

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本県の漁獲量推移
本県の漁獲量推移

 第39回全国豊かな海づくり大会が9月7、8の両日、秋田市を会場に本県で初めて開かれる。大会は秋田の海の恵みを再認識し、本県漁業のこれからを考える大切な機会になる。現状や課題をリポートし、豊かな資源を生かすための方向性を探る。

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 「今のままでは漁師は減っていくばかり。何か打開策が必要だ」

 男鹿市北浦で沿岸漁業を営む西方強さん(61)が口にした。静岡を拠点とする遠洋漁船の乗組員を経て、男鹿の実家に戻ったのは30年ほど前。当時の北浦漁港からは大勢の漁業者が出漁し、浜は活気にあふれていた。しかし近年は漁獲量、魚の単価も低迷し、漁業者の減少に歯止めがかからない。

 北浦沿岸は季節ハタハタ(11月~翌1月漁期)の県内最大の漁場とされるが、不漁続きで2018年は漁業者のグループが前年の16から8に半減した。

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