時代を語る・舘岡誠二(5)監督から人生訓学ぶ

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金足農3年の時、陸上部の仲間と(前列右から2人目)
金足農3年の時、陸上部の仲間と(前列右から2人目)

 金足農業高校の授業では、抜根や土運びといった作業をして疲れる日もあります。それでも放課後になると、陸上競技の部活は決して休まず、毎日欠かさず10キロ以上走りました。

 寄宿舎での合宿も思い出深いですね。食事作りは1、2年生の当番制で、食材を買いに高校近くの魚屋や八百屋に通いました。納豆や卵を食べたことが頭に焼き付いているのか、今でも納豆が食膳につくと合宿を思い出します。米も大きい釜で生徒が炊くので、よくメッコ飯(芯の残ったご飯)になりましたが、黙ってメッコ飯を口に運んでいた田近利市監督(故人)の優しい顔が印象深く記憶に残っています。

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