秋田産鶏卵、世界へ羽ばたく 瀧田養鶏場、台湾へ県内初輸出

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瀧田養鶏場が輸出した卵とカステラ
瀧田養鶏場が輸出した卵とカステラ

 秋田市河辺の瀧田養鶏場(瀧田稔社長)は、県が22~25日に台湾で開催した秋田物産展に合わせ、生食用の鶏卵を輸出した。県によると、本県から食用卵が輸出されるのは初めてとみられる。瀧田社長(64)は「海外市場の開拓を進めたい」としている。

 同社が輸出したのは、量販店向けに販売する「郷の卵」(10個入り、希望小売価格290円)450パックと、卵カステラ「たまごたっぷりかすていら」(576円)90個。2商品は台北市の高級スーパー「美福食集」で、物産展に先駆けて19日から店頭に並んだ。輸送費を含め、卵は1パック230元(約800円)、カステラは399元(約1400円)で販売。物産展では調理した卵焼きを振る舞い、好評だったという。

 美福食集は物産展で本県産の卵を販売したいと要望。フェアの開催を支援した秋田銀行台北駐在員事務所が、海外での販路拡大を検討していた瀧田養鶏場を紹介した。

 県畜産振興課は「卵は国内で供給過剰気味のため、輸出による市場拡大に期待している。美福食集は秋田牛の取扱店として登録されており、県産卵と秋田牛を組み合わせたすき焼きをPRする売り方もできそうだ」とした。

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